漢養舎の本棚

子どもたちの心を育て養うのにいいと思った本や絵本を紹介するとともに、自らの思いや感じたことなどを綴ります。

そらは あおくて

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シャーロット・ゾロトウ/文
なかがわ ちひろ/訳
杉浦 さやか/絵
出版社:あすなろ書房

出版社からの内容紹介:
古いアルバムの中でほほ笑むのは、今とは違う服を着て、今とは違う家に住む女の子。お母さんも、おばあちゃんも、昔は「小さな女の子」だったなんて、ほんとかな?でも、いつの時でも、空は青くて、草は緑……。

この本を読んで:
お母さんが女の子に、お母さんやおばあちゃんが小さかったときの写真を見せるんですが、女の子はそのアルバムの頃の時代と今とを比べて、違いを見つけていきます。でも、お母さんはその写真を見せながら、時代は変わっても変わらないものがあることを優しく繰り返して話します。たぶん女の子は、その時点ではわかったようなわからないような感じなんだろうと思います。
アルバムを見終わったときに女の子が「おわっちゃった・・・」と言うんですが、お母さんは「続きがあるのよ」と言って、「あなたもいつか自分の写真をあなたの子どもに見せながら話をしてあげて」と話します。
時代は変わっても変わらないものがある、そして、それがとても大切なもの、大切なことであることを教えてくれる絵本だと思います。