漢養舎の本棚

子どもたちの心を育て養うのにいいと思った本や絵本を紹介するとともに、自らの思いや感じたことなどを綴ります。

せかいでいちばんおかねもちのすずめ

f:id:kanyousha:20190528101318j:plain

ぶん:エドアルド・ペチシカ
え:ズデネック・ミレル
やく:きむら ゆうこ
発行:プチグラパブリッシング

出版社からの内容紹介:「もぐらとずぼん」(福音館書店)をはじめ、「もぐらのクルテク」シリーズでお馴染みズデネック・ミレルの楽しい絵と、「りんごのき」(福音館書店)や「ぼくだってできるさ!」(冨山房)などで知られる原作者エドアルド・ペチシカの名コンビが1963年に発刊した絵本の邦訳版がついに誕生しました!

この絵本を読んで:とにかく、絵がかわいい、というのが一番の印象です。このブログをはじめてから、はじめて絵に引き込まれました。
この絵本には四羽のスズメが登場するんですが、そのうちの一羽は、頭の毛がぼさぼさだから、ぼさぼさくん、と呼ばれています。ぼさぼさくんは最初は見つけたえさを独り占めしてしまうようなスズメだったんですが、えさよりも、みんなと楽しく遊ぶことや一緒にいることのほうがいいと気付きます。そして、最後には自分が見つけたえさをみんなと分け合ってたべます。
もちろん食べることは生きていく上で必要不可欠なことではあるんですが、有り余るほどの食べ物は必要なく、それよりも、仲間を大切にすることを教えてくれるような本だと思いました。
教訓的なことが含まれていると思うんですが、それを無邪気なスズメを主人公にすることによって、さりげなく伝えてくれているように感じました。
うちにも毎日スズメが顔を見せてくれるんですが、一羽一羽、その仕草や行動が異なっていて、見ていて飽きません。砂浴びをして、穴の中から顔を覗かせる姿は本当にかわいいです。ものぐさなスズメはちょっとした移動でも歩かずに飛び上がって移動します<笑>。この絵本を読んだことによって、これからまたスズメたちを見る目が変わってきそうです。